「Scanat」メジャーアップデート(バージョン1.1.0)をリリースしました。
nat(代表取締役:劉 栄駿)は、3D計測アプリ「Scanat」のメジャーアップデート版v1.1.0をリリースしたことをお知らせいたします。
2022年1月末のリリース以降、お客様より「現場調査の時間が圧倒的に短くなった」「赤字覚悟で受けた案件もScanatの活用で黒字化できた」などポジティブなご意見を頂く一方、アプリの追加機能のご要望や機能改善のご提案も数多く頂いておりました。この度のメジャーアップデートでは、誰もが簡単に空間情報を取得・共有・管理し、現場調査や現場に関わるコミュニケーションの効率を大幅に向上させることが出来る新機能をリリースいたします。
■新機能のご紹介
この度、お客様の声を反映し、2023年6月よりアプリデザインの変更や新機能の追加などのバージョンアップを行います。建設・不動産業はもちろん、空間づくりに携わるすべての方々にご活用いただけます。以下に新機能の一部をご紹介いたします。
①間取り図面の自動変換
「間取りスキャン*」モードで作成した3Dモデルを間取り図面に自動で変換することができます。既存図面が無い案件において、現況図の作成に役立ちます。また、出力ボタンを押すだけで寸法入りの簡易図面(DXF形式)を瞬時に出力する機能の開発も行っております。
*間取りスキャン:壁やドアなどを認識し、間取り図のような3Dモデルを簡単に作成出来るスキャンモード
②CAD図面作成オプションサービスの拡張
撮影した3Dモデルから図面を作成する「CAD図面作成代行サービス」で対応可能な図面が増えました。これまでは居住用物件の平面図のみのサービスでしたが、ご要望にお応えしてオフィスや店舗など空間や、立面図や天伏図の作成も対応可能になりました。
・対応3Dモデル:住宅、オフィス、店舗
・対応図面:平面図、立面図、天伏図
③計測データ・メモの出力機能
撮影した3Dモデル内で計測した寸法・面積・メモを瞬時にCSVで出力できるようになりました。見積や報告書の作成にご活用頂けるため、現場調査後の作業も素早く行うことができます。また、計測したデータは用途に応じて色分けや表示・非表示をカスタムできるようになりました。
その他にも、お客様からいただいたフィードバックを元に、下記の新機能もリリースいたしました。
・アプリ操作案内の充実化:アプリをはじめて触る方にも分かりやすい操作案内コンテンツが充実しました。
・3Dモデル情報の入力機能:モデルリスト画面*で住所等の情報を入力することができます。
・閲覧モードの選択:3Dモード、俯瞰モード、内見モードの3つから選択が可能です。
・ID一元管理:管理者権限と使用者権限のアカウントを設定し、使用する現場と時期に合わせて、アカウントの付け替えなどの管理ができます。(法人プランのお客様のみ)
*モデルリスト画面:さらに現場情報をアプリ上で管理しやすくなりました。
今後もより一層使いやすいアプリを目指し、さらに皆さまのお役に立てるよう、サービスの改善・機能の開発に取り組んで参ります。
お問い合わせ先:
tel: 03-6822-8600
mail: scanat@natincs.com
※ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。